はじめに。
お疲れ様です、kouです。
今回は、以前書いた内容に追加で必要な注意点がありましたので、
説明していきます。
どういった状況?
今回は、作成したTeraTermマクロのプログラム(.ttlファイル)を、
Windowsのタスクスケジューラ上で実行することを想定しています。
僕の例だと、ESXiサーバにTeraTermでSSH接続を自動化するマクロファイルを作っておいて、
それを呼び出すバッチファイル(.bat)をタスクスケジューラにて定義します。
↓の図をイメージします。
![](https://it-human.com/wp-content/uploads/2020/03/01.png)
結論:先に手動でssh接続しておいてください。
よく考えれば当然なことなのですが・・・
接続先に初めてteratermにてssh接続するとき、
以下のような画面が出ます。セキュリティ警告です。
サーバ側の鍵を登録する画面です。
画面下の「このホストをknown hostsリストに追加する」に、
必ずチェックを入れ、一度ssh接続を実施しておいてください。
![](https://it-human.com/wp-content/uploads/2020/04/image-55.png)
もう一つポイントです!
teratermを「管理者権限で実行」して、同様の初回ログインを実行しておいてください。
普通にダブルクリックとかEnterでteratermを実行するときのユーザと、
管理者権限で実行するときでは、別人でログインするイメージです。
ですので、1台のサーバにつき、2回、手動でログイン操作が必要です。
今回の環境でいうと、タスクスケジューラを実行するOSのユーザです。
これをしないとどうなるの?
お分かりの人もいると思います。
この初回ログイン、つまり、、、
接続するサーバの鍵をknown hostsに登録せずに、
いきなりteratermマクロをタスクスケジューラで実行すると、
さっきのセキュリティ警告の画面でタスクが止まってしまいます。。
こちらで説明したように、タスクスケジューラで実行すると、
画面上にはウインドウが一切出てこないので、
止まっているかどうかさえ確認できないのです。
おわりに
今回は、忘れがちな注意点について紹介しました。
一度、タスクスケジューラで実行してみて、
今回のことを実施しておかないとタスクが動かないことを経験するとよいかもしれません。
一度、ヒヤッとする場面を経験するとよいかも(笑)
そうすることで、確実に頭に刻み込まれると思うので、
そんなときに、僕のこの記事を思い出してくれると幸いです。
teratermの本って見かけないので、
こういったネットのブログとかが有効になってくるので、
ぜひ参考になればいいなと思っています。
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インフラエンジニア初心者のためのロードマップや、
おすすめの本も紹介していますので、よかったら見ていってください~~
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